オーストラリアでシェアハウスを探す際は、主にインターネットの掲示板を利用します。
下記に挙げているインターネットサイトなどで検索し、気になる物件を見つけます。
そして、オーナーなど物件を載せている方に連絡を取り、実際に部屋を見に行きます(インスペクション)。
インスペクションをいくつか行い、気に入った家があったら、そこに実際に住みたいという旨を伝え、
契約となります。
★シェアハウス募集の載っている主な掲示板リスト★
●日本語サイト(在豪日本人のための情報サイト)●
※初めは日本人と住みたい、日本人と住む方が安心、と言う方におすすめです。
・ジャムス: www.jams.tv
・チアーズ: www.cheers.com.au
●英語サイト●
※上級者向けですが、英語環境にどっぷり浸かりたい、という方におすすめです。
・ガムツリー: www.gumtree.com.au
・フラットメイツ: www.flatmates.com.au
・ドメイン: www.domain.com.au
★検索のコツ★
検索では、家賃の予算(週いくらまでのRentがいいか)、エリア、オウンルームかルームシェアか、
女性/男性どちらを募集しているか、喫煙者可か、光熱費は込みか、Wifiはあるか、など様々な検索条件を
設定することができますので、様々な観点から検索してみていくと良いです。
ただし、絞りすぎてしまうと、検索結果があまり出てこなくなりますので、
初めは絞りすぎずに検索してみてください。
★気になる物件を見つけたら★
気になる物件を見つけたら、サイトに記載されている連絡先に連絡を取ります。
「この番号に電話してください」、「このアドレスにメールしてください」、
「●時から●時の間に電話ください」、など、ハウスオーナーの都合によって、連絡方法が
説明されている可能性がありますので、それに従って連絡を取りましょう。
人気の物件は既に埋まっている可能性もありますので、
まずはAvailableかを確認し、もしまだAvailableな場合は、「インスペクション」の予約をしましょう。
インスペクションは、お部屋見学のことです。
ハウスオーナーと予定を合わせ、いつどこで待ち合わせるかを決めます。
不安な場合は、バスの番号や電車の最寄り駅なども確認してください。
インスペクションの際に、家の中を見るだけでなく、
ハウスオーナーやシェアメイトと話したり、シェアハウスのルールや、
契約の詳細の確認(最低入居期間やボンドなど)、退去時の条件などをしっかり確認しましょう。
オーナーによっては、「すぐ埋まるかもしれないから手付け金を置いておきなさい」などど契約を
急かす場合がありますが、もしその時点で決断できない場合や、少しでも不安を感じる場合は、
無理に決めず、お金を払わないようにしましょう。
シェアハウス探しはタイミングとご縁です。
シェアハウス情報サイトは毎日どんどん更新されますので、常にチェックしてみてください。
★契約する★
住みたい家が見つかったら、オーナーに入居希望の旨を伝えます。
もし、オーナーもそれをOKしましたら、晴れて契約となります。
契約時には、通常、ボンド(日本でいう敷金)と、初めの2〜4週間分のレント(家賃)を支払います。
ボンドは通常退去時に返却してもらえます。
レントやボンドのレシート(領収書)を忘れずに貰うようにしましょう。
以下が、オーストラリアでの家探しに関する基本的な知識です。
お部屋探しの際の参照にしてください。
・キーワード
家探しを始める前に、まず家を探すのに必要な Keyword を知っておきましょう。
Property type (家のタイプ)
House |
一軒家 |
Townhouse |
タウンハウス |
Unit |
アパート |
Security apartment |
セキュリティーアパートメント |
House
一軒家で、中庭がある家もあります。
Sydney のシティーでは見かけられませんが、
田舎のほうに行くと安く住めるところもありますが安全性を考えるとタウンハウスやアパートより低いでしょう。
タウンハウス
日本にも最近は増えてきていると思いますが、同じタイプの建物が 3 〜4軒並んでいるタイプです。
これもシドニーのシティーのほうでは見かけられないと思いますが、すこし田舎のほうに行くと多く見かけられます。
一軒屋に比べるとすぐ隣に家がある分安心かもしれません。
Main entrance が同じなのでご近所さんとも仲良くなれるかもしれませんね。
多くのタウンハウスは 2 階建てです。
Unit
日本で言うアパートです。2〜3ベッドルームというのが多いでしょう。
Security apartment
アパートの入り口やエレベーターにロックがかかっていて、そこの住民しか入れないようになっているアパートです。
シド
ニーのシティでよく見かけるタイプのアパートです。
こういった Security apartment はサウナやプール、スパ、ジムが施設として導入されていて、
住民は無料で使うことが出来ます。
ただ、シティの Security apartment ではコリアンの学生が非常に多いので、
それを覚悟して住むか、
色んなアパートを回ってインターナショナルな自分に合うアパート探してみるのもいいですね。
コリアンの方は家族意識が強いので一緒に住んでるとすごく暖かい付き合いをしてくれるようです。
Rent and Share
Online で家を探す際、 Buy 、 Share 、 Rent という選択肢があります。
Buy (買う)ことはそうそうないでしょう。学生さん、またはワーキングホリデーで来られているみなさんは
Share か Rent のどちらかを探すようになると思います。
Rent
Rent は house, townhouse または unit をまるまる借りるという方法です。
たとえば3ベッドルーム家の場合、3つの部屋全部借りることになります。
この場合、もしもその家に2人しか住んでいなくて、一部屋空の状態であったとしても、
3部屋分の家賃を払わなくてはいけません。
部屋を Rent する際、気をつけなくてはいけないのが一緒に住むシェアメートが急に出て行かないかということです。 Rent で部屋を借りるときはするときは、始めにシェアメートと出て行くときは次に入る人を探してから去る!!
ということを決めておくことをお勧めします。
Share
Share とはその House, Townhouse または unit の中の1つの部屋だけを借りるという方法です。
先に他の部屋に誰か住んでいる場合もありますし、他の部屋は空っぽという場合もあるでしょう。
この方法だとシェアメートが急に出て行くことになっても金銭面的な影響はあまりありません。
Share のタイプ
Share にも色々なタイプがあります。
たとえば 2 ベッドルームを 2 人でシェアするというタイプ(一人一部屋)や、
1 つの部屋を 2 人、 3 人でシェアするタイプもあります。リビングルームをシェアするタイプもあります。
シドニーのシティーではリビングに 2 − 3 人住んでいるといったところも多いです。
中には一つの家で10人以上で住んでいる家もあります。
インターネットで検索するとき、 Price だけで判断しては危険です。
何人でシェアするのかというのも書かれているので確かめましょう。
Price range
Price range は家賃の額のことです。日本では家賃は月単位ですが、オーストラリアは週単位になっています。
インターネットで家を探すと、 min 、 max または、 from 、 toと書かれているのを目にすると思います。
Min/ from のところには、自分が住めるだろうという最低ラインの家賃を記入します。
住む場所によりますが、安いところでは週$90〜というところもあるようです。
Max/ to には出せる範囲の最高額を入れます。
ここで注意しなくてはならないのは、 Rent と share では家賃の表示の仕方が違うということです。
Rent で探すと、その家全体の家賃が表示されます。
たとえば$360の3ベッドルームの unit に3人で住む場合、 360 ÷3 が一人分の 1 週間の家賃となります。
Share で探すと、その空いている部屋一部屋分の家賃が表示されます。
$360と表示されていた場合、その部屋の 1 週間の家賃は$360ということになります。
シドニーで探すとこのくらいの値段の部屋もあるので気をつけましょう。
Region ( 地域 )
Region は住む地域のことです。どのあたりに住みたいのかわかっておくと探しやすいです。
Contract (契約)
日本と同じように部屋を借りるときは契約を交わさなければなりません。
Real estate (不動産)から Rent で部屋をかりる場合はきちんとした契約を強いられます。
部屋を rent する場合、その家に住む人全員が contract にサインをしなければなりません。
契約内容は日本と大して変わりませんが、まず住む期間を決めなくてはなりません。
たいてい6ヶ月、12ヶ月のどちらかを選ぶようになります。
追い出されない限り契約を伸ばすことはできますが、途中で解約するのは難しいので、
期間が定まってない場合や、シェアメートがいつ出て行くかわからない場合は、
なるべく短い期間を選んだほうが妥当でしょう。
Bond
Bond とは日本でいう敷金と同じ様なものです。
契約をする際に2〜4週間分のrentと同等額を支払います。
これは最終的に契約期間が終わって家から出るとき、家にひどい傷や汚れがなければ全額返ってきます。
Bond で気をつけなくてはいけないのは、途中でシェアメートが家を出て行ってしまうとなったとき、
契約をした人全員で、契約書を書き換えるために不動産屋にサインをしに行かなくてはいけません。
これは契約期間が終わって出て行くときに、契約した全員のサインがないとお金が返ってこないからです。
たとえば最初に契約をしたときAさん、Bさん、Cさんがサインをしたとして、
Bさんが急に国に帰らなくてはならなくなってしまいました。
Bさんは自分が出て行くので代わりにDさんをその部屋に住ませることにしました。
これからはDさんがBさんの分の家賃を払ってくれるので、金銭面的には何の変化もありませんが、
最後出て行く際はAさん、Bさん、Cさん全員のサインがなくては bond のお金は返ってきません。
Bさんが国に帰ってしまって連絡が取れなくなってしまっていたらもうアウトです。
この場合はBさんが家を出る際にBさんは contract (契約書)の中から消えてもらわなくてはいけません。
そのためのサインです。
Full furnished / unfurnished
Full furnished とは、家具完全完備という意味です。
短い滞在や、まだ一定の場所にとどまるかわからない場合は Full furnished をお勧めします。
Unfurnished というのは家具完備なしということですが、ほとんどは記されていません。
何も家具について触れてないときはたいてい Unfurnished です。
不動産屋から rent で家を借りる場合、家具はきちんとした綺麗なものが取り付けられていると思いますが、
Share の場合はそれぞれです。長期の滞在が決まっているときは、
中古で家具を買って要らなくなったときは学校の掲示板や、インターネットにのせて売ってしまうこともできます。
Available
いつから部屋に移れるかということです。
シェアの場合、前に住んでいる人が引っ越す前の段階で、次の人の募集をするので、
何日から引っ越せるのかの確認が必要です。
すぐに部屋に移りたい場合、 available now と書かれている部屋を選びましょう。
記載がない場合もあるので、その場合は問い合わせてみましょう。
Bill
光熱費のことです。 Including Bill と書かれている場合は水道、ガス、電気代が込みの値段だということです。
しっかりと最初の段階で確認しないとトラブルの元になりますので気をつけましょう。
また、シェアオーナーが韓国人の部屋では、 rice free という表記も良く見かけます。
この場合食費がかなり変わってくると思うので判断のひとつにしたいですね。
ADSL/Internet
インターネットが使えるかどうかも大きなポイントの一つですね。
オーストラリアは日本に比べるとインターネットの速度は遅いですがインターネット大国です。
さまざまな手続きはほとんどインターネットで行われるくらい普及しています。
しかし、部屋によってはインターネットを引いていない部屋もあるので確認が必要です。
できるだけインターネットが使える部屋をオススメします。
またオーストラリアでは有線よりも無線が主流です。
無線の場合、インターネットが引かれていればどの部屋からでもインターネットをすることができます。