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ICNオーストラリア留学情報館＞オーストラリア語学学校リスト＞ OETコースとは？

　　オーストラリア留学　　　　　 Occupational English Test (OET)コースとは？　　　　　　　　

OET とは？

OET は The Occupational English Test の略で、
海外での医療資格を持つ方がオーストラリアの資格に書き換え、
そして就職を目指すための第一歩である英語テストの一つです。
毎年、数回にわたりテストが開催され、世界 40 カ国で行われています。
テストはリスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの4セクションに分かれています。

医師や看護師だけでなく、多くの医療系職種に対応した試験となっています。

OETが現在対応している職種は以下になります。

・歯科医
・栄養士
・医師
・看護師
・作業療法士
・検眼士
・薬剤師
・理学療法士
・足専門医
・放射線技師
・医療言語聴覚士
・獣医師

【リスニング】
Part AとPart Bの2パートに分かれています。

Part Aでは、医療従事者と患者の会話（コンサルテーション）を聞き取り、ノートを取ります。
Part Bでは、医療関連の講義より、ノートを取ります。

全職種が同じ内容の試験を受けます。

【リーディング】
Part AとPart Bの2パートに分かれています。

Part Aでは、穴埋め問題。４つのオリジナルの短い文献やデータを読み、それらをまとめた文章の穴埋めをします。
時間がかなり短く設定されています。全体の3分の1の配点です。
Part Bでは、2つの長文問題の選択肢問題です。全体の3分の2の配点です。

全職種が同じ内容の試験を受けます。

【ライティング】
職種ごとに別の内容で１つの手紙を書きます。
内容は各職種に沿っており、通常業務で書く可能性のあるような内容になります。
250字程度。

【スピーキング】
職種ごとに別の内容で、ロールプレイを2回行います。
受験者は常にその職種役のロールプレイ（例：NurseはNurse役をします）をし、試験官は患者役を行います。
2回のロールプレイを録音し、それが採点されます。ロールプレイをする試験官は採点をしません。

◇OET試験の日程はこちら

◇OETのサンプル試験問題はこちら

【OETとIELTSの比較】
OETは、A、B、C、Dで採点されます。
OET全セクションB以上は、IELTS 全セクション7以上と同等に扱われます。

OETでは、医療系専門用語をもちいたトピックにて試験が出題されるため、一見難しそうに見えますが、
既にその分野の知識を持っている方、その職種で働いている方には、有利となります。
また、毎回ランダムなテーマで出題されるIELTSに比べ、テーマが決まっている分、
対策はしやすくなります。

OETは、IELTSに比べ、

・出回っている教材が少なめ
・語学学校のコースも少なめ
・試験の開催回数が少なめ（OET 年10回 / IELTS ほぼ毎週または2週に一度）
・受験料が高い（OET 578ドル / IELTS 330ドル）

といったデメリットもありますが、
もしOETが対応している分野を専攻している方にとっては注目の試験となります。

　おすすめＯＥＴコースを持つ語学学校リストはこちら

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